2001年11月18日(日) 「獅子座流星”群”?」
昨日、今日とあるものがピークです。しかもそのあるものとは33年単位でローテーションして
いるため、一生の内に何度も見れるものではありません。それを13時間前に見てきました。その
あるものとは、タイトルの獅子座流星群です。
1998年にブームとなり、それから3年。今回は前回と同等、もしくはそれ以上の流星を見られる
のではないかと言われていました。前回、愛知県は曇りだったため、見ることはできませんでした。
そのため、”今回こそは・・・”という気持ちが強かったです。
流星群は、しし座の中のある彗星が自らの公転軌道上にまき散らす数ミリから数センチの無数の塵で、
公転周期33年の同彗星と公転周期1年の地球が軌道を交差させる時、塵が大気と衝突して化学反応を
起こし、その結果放たれる光の群れのことです。
獅子座流星群ばかりが騒がれていますが、他にも流星群と呼ばれるものはいくつかあります。例えば、
「ペルセウス座流星群」、「双子座流星群」「オリオン座流星群」などです。
さて、前回1998年は曇りで見れなかった私ですが、本日午前3時頃、流星群を見ることができました。
”群”と呼べるかどうかと聞かれたら、それは違うということになりますが、それでもいくつも流星を
見る事ができました。一番目の流星が見えた時、周りにいた仲間が歓声をあげました。もちろん、
私もです。今考えるとそれが一番、大きく、くっきりと見えた流星でした。その後もうっすらとした
流星(らしき・・・もの?)が夜空に光の筋を描いていきました。しかし同時に複数の流星が見える事は
一度もなく、流星雨とか、流星群と呼ぶにはいまひとつでした。
それでも短時間でいくつも流星を、何人もの仲間と一緒に見て、その感動を共感することもでき、
(何かを共感できる仲間がいるというのはとてもいいことだと思うので・・・)私としてはとても満足の
いく天体ショーになりました。
今回の流星群のピークは19日の午前2時から4時の間という事なので、みなさんも眠いでしょうが、
頑張って起きてください。33年に一度というわけではないですが、33年単位ということで考えると
今回の到来は1998年から2002年にかけてということなので、今回を逃すと次は来年(日本で
見えるかどうかは知りません・・・)か、33年後です。
というわけで、みなさんも貴重な天体ショーを楽しんでください。
Have a Marvelous Night!!
See Ya!!
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