2001年11月4日(日)  「賛否両論と岬太郎」


先週からいよいよ本格的に仕事らしい仕事が始まりました。
今やってる仕事はJavaというプログラム言語を使って、ある企業のシステム画面とデータの 受け渡しをするプログラミングをしています。この言語は今まであったプログラム言語と違った 特徴を持っていて、ここ数年で一気に普及しだした言語ですその特徴とはオブジェクト指向と いう考え方です。Java言語特有の特徴というわけではないんですが、その説明は省きます。

1995年に発表されたJava言語は、普及はしていますが、欠点が無いわけではなく、最初は 賛成もあれば、反対もあったようです。流れの速いと言われる我がIT業界では発表から6年も 経ったJavaというのは新しいものではないのかもしれませんが、世間一般的に見れば まだ新しいのではないでしょうか?
今回のコラムで言いたいことは新しいものには必ず賛否両論がある、ということです。
例えばエコ・カーが発表されたとき、環境に優しいから賛成という意見があれば、ガソリンを使わずに 走るため、ガソリン業者からは反対の声が上がるのもそうでしょう。
それ以外にも、何か今までに先例のないことをしようとする時や先例のないものを作ろうとする時は、 賛否両論になることが多いのではないでしょうか?

私が思うに、何かまったく新しいものが登場した時に賛成する人というのは未知のものに対する 興味や好奇心が強く、何事に対しても積極的になれる人が多い。そして変革が必要だと感じた時には まず実行する。頭より先に体が動くといった感じでしょうか。
逆に反対する人というのは、未知に対して恐怖心を持つか、あるいは伝統や過去のしきたりといった ものを大切にするのではないでしょうか?こちらは行動する前にきちんと考えるといった感じ。

どちらが良いとか悪いとか単純に割り切れるものではないでしょうが、私自身は間違いなく前者だと 思います。頭で考えるよりも先に行動することが多い。もちろん考えてから行動することもあるし、 行動した後からじっくりと考えもします。
自分でもよくわかりませんが、頭よりも体が先という行動の原点にあるのは恐らく、先入観を持たずに ありのままを見たいという気持ち、つまり本能的な衝動ではないでしょうか?

ところで、漫画キャプテン翼の中の岬太郎というキャラクターの言葉で好きな言葉があります。 その言葉を紹介して今回のコラムを終わりたいと思います。

「やらずに悔やむよりは、やってから悔やめ。」

それでは、また。
See Ya!!

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