2001年12月31日(月)  「暮れましてさようなら」


21世紀最初の1年も今日で終わりですね。
毎年この時期になると、新聞やテレビなどで今年1年を振り返る特集が組まれます。今年は21世紀の 幕開けの1年だったわけですが、どのメディアでも今年のTOPはアメリカのテロ事件でした。 それほど大きな事件だったわけです。アメリカだけでなく、全世界にその影響は及びました。まずは 航空業界。世界中でその影響を受け、倒産した航空会社もたくさんあります。そしてさらに旅行業界も その影響を受けて、多くの会社が倒産しました。その他の業界でも何らかの影響を受けたのでは ないでしょうか?
確かにテロ事件の衝撃はとてつもなく大きなものだったと思います。何千人という人が死に、その報復 攻撃によって、更に多くの人が死に、また世界経済の中心地であるニューヨークの、そのまた中心とも 言えるワールド・トレード・センターが崩壊したことによって、世界経済が落ち込みました。
テロ事件の副産物的なものとして、炭素菌が散布されたりもしました。
また狂牛病というのも世界中で様々な影響を及ぼしました。我が国でも牛丼屋が牛丼以外の商品を 扱うようになり、今まで牛肉を使っていた料理が豚肉や羊肉に取って代わりました。
だからといって暗い話題ばかりだったわけでもなく、明るい話題もありました。愛子様誕生などが その良い例ではないでしょうか?(私個人としましてはこれといって関心ありませんが・・・)
またイチローの活躍をはじめ、スポーツの世界では明るい話題が多かった1年でもあります。 高橋尚子の世界新記録(すぐに塗り替えられてしまいましたが・・・)、サッカー日本代表の コンフェデレーションズ杯(別名、プレW杯)準優勝などです。
年末ということで今年1年を簡単に振り返ってみましたが、いかがでしたでしょうか? こうして振り返ってみると、やはり暗い話題が多かったという印象を受けますが、人間珍しいものに 興味が行きやすいというのは誰もが持っているもので、今日のメディアで取り上げられるものは 暗いものが多いのも事実であり、暗いニュースが印象に残っているのも仕方がないのかもしれません。

世界にとって今年1年はこのような(簡単にまとめすぎですが・・・)1年だったわけですが、 21世紀最初の1年、みなさんにとってはどのような1年だったでしょうか?明るい1年だったという 人もいれば、暗い1年だったという人もいるでしょう。また普段と変わらない1年だったという人も いるかと思います。何はともあれ、今日で2001年は終わりです。今日で2001年は 暮れてしまいます。 今年1年間、お読みいただいた読者の皆さまありがとうございました。

それではみなさん、暮れましてさようなら。

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