2002年6月15日(土) 「決勝トーナメントの展望〜ベスト8へ〜」
日本代表W杯史上初の勝ち点1に続き、歴史的初勝利!!そして決勝トーナメント進出!!
昨日の夜は日曜日に引き続き、日本中がサッカー・フィーバーに包まれました。大阪道頓堀では
900人以上が川に飛び込んだそうです。そして私も午後から休みを取り、仲間と共にスポーツ・バー
で観戦しました。店にはスーツ姿の社会人が大勢いて、誰もが同じ感動を味わおうとしているんだ、
そして誰もが歴史的瞬間を共有しようとしているんだと感じました。会社では3時半から5時半の
間はフロアに誰もが人がいなかったようですし、TV観戦を奨励した会社もあるようですし、日本中が
同じ同じ目標に向かって動いていたんだなと思いました。そして勝利が決まった瞬間、店内に
"ニッポン"コールが響きました。少し涙を流しもしました。
そして同じようにお隣、韓国もサッカー・フィーバーに包まれました。日韓両国そろって予選リーグ
1位通過。誰がこんな事態を予想したでしょう?開催国の予選敗退はないというプレッシャーも
あったと思うのですが、無事そろって決勝トーナメント進出しました。なにはともあれ、
おめでとうございます!!
さて、予選リーグを振り返ってみると史上稀に見る、波乱だらけの予選となりました。前回優勝国の
フランスが負け、フランスと並び優勝候補の双璧と言われたアルゼンチンも去り、さらにポルトガルも
1勝2敗で予選敗退となりました。そしてフランス、アルゼンチンと並び、"3強"と言われた
イタリアもあわや敗退というところまで追い込まれました。ここまで優勝候補が崩れた大会は初めて
だと思います。
さて、出揃ったベスト16の顔ぶれを見るとやはりフランスとアルゼンチンがないのが寂しいですが、
日本と韓国が並んでいるのは嬉しい限りです。さて、今後の展望を予想していきたいと思います。
ドイツ、パラグアイ、メキシコ、アメリカ、スペイン、アイルランド、韓国、イタリアの8チームが
韓国会場。そしてデンマーク、イングランド、ブラジル、ベルギー、スウェーデン、セネガル、日本、
トルコが日本会場で戦いを繰り広げます。この中からベスト8に残ると予想されるのは韓国会場では
ドイツ、メキシコ、スペイン、そして韓国。最後の韓国以外は妥当なチームだと思いますが、最後の
イタリアvs韓国はホームの利を生かせるということ、そして予選リーグの試合内容から判断して、
韓国だろうという予想ですが、デルピエロの活躍しだいではイタリアが勝つだろうと思います。一方の
日本会場はイングランド、ブラジル、セネガル、そして我が日本。イングランドはひいきチームなので、
ブラジルは予選リーグの内容、そして今までの経歴から見て間違いないでしょう。次の試合が難しいの
ですが、普通に考えればスウェーデンだと思うのですが、試合時間が15時半キックオフということで
北欧のスウェーデンには厳しいだろうということを考え、セネガルと予想しました。そして最後は
日本人であれば誰もが望むであろう自国の勝利ということで日本。
こうなると日本と韓国がベスト8に残るというアジアのサッカー界に新たなる歴史が刻まれることに
なると思います。そして日本中が、ロシア戦の勝利、そして決勝トーナメント進出決定に引き続き、
3度目のサッカー・フィーバーに包まれるのではないでしょうか?日本中が仕事どころでなくなることは
間違いないので、再び日本中に勝利決定後の"ニッポン"コールが包みこむことを願いたいと思います。
頑張れ日本、次はベスト8だ!!
See Ya!!
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