2003年1月5日(日) 「2003年の映画〜3つのキーワード〜」


明けましておめでとうございます。本年もこのコラムを、ホームページ共々よろしくお願いします。

さて年明け第1回目の今回は2003年公開予定の映画を紹介していきたいと思います。
今年の映画界のキーワードは"ロード・オブ・ザ・リング"と"マトリックス"、そして"織田裕二"です。

まず最初のキーワード、"ロード・オブ・ザ・リング"ですが、日本以外の国では既に封切られており、 かなりの好成績を上げています。今までの興行収入記録第1位は「タイタニック」の持つ18億ドル (アメリカ6億ドル)で、それに続く第2位が「ハリー・ポッターと賢者の石」の9.7億ドル (アメリカ3.2億ドル)です。しかし「ロード・オブ・ザ・リング」第2部は公開2週間で既に4億 ドル(アメリカ2億ドル)を超えており、日本公開以前に「ハリー・ポッターと賢者の石」を超えている のではないかと言われております。(ちなみに第1部は8.6億ドル(アメリカ3.1億ドル)でした)
日本では3月公開予定ですが、今から非常に楽しみです。アメリカをはじめとする多くの国では12月に 第3部が公開され、完結となるわけですが、ひょっとすると「タイタニック」の持つ記録を超えるかも しれませんし、アカデミー賞でも史上最多の11部門を超えるかもしれませんね。

続いては"マトリックス"です。日本では1999年に公開され、21世紀の映画と騒がれた作品です。 ブレッド・タイムと呼ばれる撮影手法は映画だけでなく、CMなど数々の作品に影響を与えました。 その続編、〜リローデッド〜が6月に、そして完結編の〜レボリューションズ〜が冬に公開されます。 配給会社のワーナーは「マトリックス」を配給するため、「ハリーポッター」第3弾の公開を2004年の 夏に延期したと言われているほど力を入れている模様です。

そして最後のキーワード"織田裕二"。まず今週末から「T・R・Y」が公開されます。日中韓合作映画と いうことで日本だけでなく、アジア全体をマーケットとした大作です。前作、前々作とヒットを 飛ばしてきたこともあり、この作品もヒットするのではないでしょうか?そして夏には、その前々作の 続編である「踊る大捜査線」の第2弾が公開決定となりました。こちらは前作以上の期待を持って 公開を待ちたいと思います。

というわけで、春から夏にかけては"織田裕二"、夏から冬にかけては"マトリックス"、そして アカデミー賞開催時期である3月に日本で公開、さらに12月に世界中で完結編が公開という "ロード・オブ・ザ・リング"。この3つのキーワードを中心に今年の映画界は進んでいくのでは ないでしょうか?

See Ya!!

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