2003年3月13日(木) 「社会人」


先日大学時代の友人と久しぶりに会いました。その友人とは大学のサッカー・サークルで知り合い、 私が学部を卒業し、友人が大学院へ進学してからも何度か会っていました。その彼もこの春大学を 卒業し、4月からは社会人になります。というわけで、彼の就職祝いということで飲みに行ったわけ です。

就職先の話や彼女の話、今後の将来設計など、彼と話をしているうちに卒業前の頃を思い出しました。 自分もそうだったように就職前のこの時期は暇で、時間を持て余しているようでした。その一方で スーツを買ったり、鞄や靴を買ったり、社会人になる準備を進めながら、一抹の不安を抱えていた 時期でもありました。

それからはや2年。一社会人として電話の応対やお客様との折衝など、いわゆる"社会人としての マナー"を身に付けて、社会を構成する"平凡な一人の人間"になっている自分に気付きました。
それが普通だと言えば、実際世の中の大半の人がそういう社会人であるし、そういう人たちが いなければ、社会なんてものは成り立たない。
更に就職する前に抱いていた不安だとか夢みたいなものはすっかり消えてしまっていて、毎日"平凡の 繰り返し"に慣れてしまっているのが、なんだかとても歯痒く感じました。いつも"新鮮な気持ち"で いたいと思っていた学生時代が遠い昔のことになっていました。

来月からは新人も入社してくることですし、今年は初心に帰って頑張っていきたいなと思います。 4月というと新社会人だけでなく、大学入学したり、何かと新しいことが始まる時期です。 みなさんも初心に帰って新生活を始めてみてはいかがでしょうか?

See Ya!!

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