2003年3月18日(火) 「"立ち上がれCelebrities!!"」
今回のテーマは久ぶりに"世界情勢"です。最後までお付き合いください。
本日、フランスなど多数の国が賛成しないまま、そして世界中で反対運動が起っている中、アメリカの
強攻策によって、開戦が決定的な状況になりました。
確かにイラクを野放しにしておくのは危険だと思いますし、一方で今回の国連を無視したアメリカの
やり方に賛成する気にはなれません。と一般論はこんな感じでしょうか?それ自体について良いだとか
悪いだといった善悪論をこのコラムで持ち上げるつもりはありません。(個人的には反対ですが・・・)
以前アメリカで起きた同時多発テロに関して、芸能人が先頭を切って募金活動を行ったことを
書きました。(詳細はこちら)
この活動自体は非常に素晴らしいものだと思いました。芸能人が発するメッセージというのは
良い意味で、ものすごい力を持っていることを示した一例だったと思います。現在、世界中で反戦
デモが繰り広げられていますが、今回の戦争を止めさせるまでには至りませんでした。(デモという
行動そのもの自体、歴史上成功する可能性は低いとも思います)
そこで私が思ったのは、もし今回も芸能人が口火を切って、あるいはリードするような形で、反戦を
訴えていたらどうなっていたのだろうか?ということです。例えば、今の日本で明石屋さんまや
SMAPがTVにおいて反戦を訴えたとしたら、どうでしょう?この2組はほぼ毎日TVを通して日本全国に
メッセージを伝えることができますし、反響も大きいでしょう。そこに例えば浜崎あゆみやビート
たけし(あるいはモーニング娘。もありでしょうか?)といった大衆への影響力の強い芸能人が加わると
すれば、それこそデモを通り越して昨年のW杯のように国が一つになるのではないでしょうか?
例えば同じようなことをアメリカのハリウッド・スターやシンガーが行ったとしたら、ハリウッド
映画やアメリカのシンガーのマーケットを考えるとその対象は世界全体に広がります・・・。
などという考えを抱きました。口でいうのは簡単だ!という人もいるかと思いますが、だったら
芸能人が言うのも簡単だろ!と思いつつ、もし仮に自分が芸能人だったとしても、体裁とか建前と
いったものがはびこる芸能界で、声を大にして"反戦"を訴えるのは難しいんだろうな、とも思っている
自分もいます。
それでもやはり"立ち上がれCelebrities!!"と思わずにはいられません。ともかく戦争が始まらない
ことを願いつつ、今回のコラムは終わりにしたいと思います。
See Ya!!
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