2003年6月15日(日) 「カブトムシ」


本日買い物に出かけた先でカブトムシが並んでいるのを見かけました。男なら少年時代に誰もが一度は 飼いたいと思ったのではないでしょうか?そして実際に育てた人も多いのではないでしょうか? かくいう私もその一人でした。

店先に並んでいたカブトムシの中にはあのヘラクレスオオカブト("世界最大のカブトムシ"の異名を とる少年達の憧れの的)もあった。値段を見ると\27,000。これを見て高いと思う人がいるかも しれませんが、私が少年だった頃には\100,000を超えていました。それからしてみれば格安です。 バブルが崩壊して、この世界最大のカブトムシの値段も崩壊したのでしょうか?(んなわけないか?) 買おうかどうか正直かなり心が揺れました。が、くすぶる少年の心よりも淋しい大人の財布事情が 勝りました。

カブトムシと聞くと、必然的にクワガタムシを思い出す人もいるでしょう。この2つの昆虫は少年達の 人気を二分するといっても過言ではないでしょう。一本の大きな角のカブトムシと小さいながらも 二本の角を持つクワガタムシ。私は圧倒的にカブトムシ派でしたが、中にはクワガタムシ派の友人も いました。
初めてカブトムシを飼ったのは小学校のときだったと思いますが、正確には覚えていません。毎年 夏の初めに買ってきて、あのプラスチック・ケースの中に飼育用の土と木片と蜜を入れて1・2ヶ月の 間、毎日のようにケースの中を見ていました。
そしていつしかオスとメスを一緒に飼うようになり、卵を産ませて成虫→卵→幼虫→さなぎ→成虫と いうサイクルを組むようになりました。最初は卵を産んでも幼虫に孵らない、幼虫になっても、 さなぎにならないなど、なかなか上手くいきませんでした。それでも一度だけこのサイクルが成功した ことがあります。さなぎから成虫になったときの嬉しさは今でもはっきりと覚えています。買ってきた 成虫とは一味違い、愛着のようなものを抱いていた気がします。

と、こんなことを書いていると無性にカブトムシが飼いたくなってきました。来週の今ごろは我が家の 一員が一人(一匹?)増えているかもしれません。
みなさんも久しぶりにカブトムシなんて、いかがでしょうか?

See Ya!!

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