2003年7月21日(月) 「死のF組〜勝者は?〜」


今回のコラムのタイトルを見て、昨年のW杯を思い出された方もいらっしゃるかもしれませんね。 しかし今回のコラムの内容はサッカーとはまったく関係ありません。

先日ある雑誌を読んでいて、"ホームなので、1位突破を狙います"という記述がありました。ある映画の プロデューサーの言葉です。もうわかる人にはわかるかもしれません。おとつい、公開されたばかりの 映画「踊る大捜査線」のことです。そして死のF組とは「踊る」を含めて、今夏に公開された続編大作 4本のことです。「マトリックス」「チャーリーズ・エンジェル」「ターミネーター」そして「踊る」の 4作品です。
4作品の中で知名度からいくと「ターミネーター」も交えた三つ巴になると言われていたのですが、 どうやら「マトリックス」と「踊る」の2強を「ターミネーター」が追う形となりそうです。前者2作が 興行収入150億円前後、後者が100億円前後、そして「チャーリーズ・エンジェル」が60億円前後に なりそうだと言われています。4作品で460億円前後ということで、昨年度の興行収入が1968億円だった ことを考えるとこの4作品だけで25%近くを占めることになります。"死のF組"と呼ぶのも納得が ゆくのではないでしょうか?

全ての作品を見終えて、私の個人的な予想では予選突破は「マトリックス」と「踊る」の2チームです。
マスコミに取り上げられた量からも、内容的にもこの2作品が、そして個人的な感想としてもこの2作が 他の2作を大きく引き離していると思います。夏だけに限っていえば、まずこの2作が順当に勝ち 上がると思います。
そして決勝トーナメントとも言うべき年間ランキングとなるとどうでしょうか?最大のライバルは やはり「ハリー・ポッター」でしょうか?200億円近くの興行収入を稼いだと聞いています。それとも 冬に公開される「マトリックス」の完結編?それともトム・クルーズ主演のサムライ映画「ラスト・ サムライ」でしょうか?とりあえず、2作ともベスト4には残ると思いますが、個人的には「踊る」に 優勝して欲しいと思います。
果たしてどの作品が黄金像をつかむことになるのでしょうか?

See Ya!!

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