2004年5月8日(土)
「2004年〜 GW to Summer 映画特集〜」
今回は久々に映画特集です。今年のゴールデン・ウィークから夏にかけて、毎週のように面白そうな作品が公開されます。今回はそういった作品を紹介していきたいと思います。
まず「スクール・オブ・ロック」。4/29公開。ただのロック好きな中年が超エリート進学校の生徒達と接していく中でお互いに成長していく物語で、名作「今を生きる」のロック版、"死せる詩人の会"ならぬ"活きるロックの会"とでも呼ぶべき作品。この作品は既に鑑賞済みで、今年公開作品の中ではベスト3に入る、かなりお勧めの作品です。
続いては「パッション」。5/1公開。キリストの最後の12時間を描いた作品で、アメリカでは「ロード・オブ・ザ・リング」と同等のヒットということですが、聖書になじみのない日本ではそこまでヒットしないと思われる。この作品も既に鑑賞済みで、あまりの残酷な描写に気分が悪くなった。とはいえ、その描写のリアルさは一見の価値あり。
そして本日5/8公開の「世界の中心で愛を叫ぶ」。日本国内で既に250万部を売り上げた同名小説の映画化作品で、劇場予告編を見る限り、かなり期待のもてる作品。主演の4人のキャスティングも、自分の中では「踊る大捜査線」に次ぐ、ハイレベルさ。CMで流れる平井堅の主題歌も映像とマッチしていて、小説の宣伝文句ではないが、涙が止まらなさそうな気配がとても高く、個人的には最も期待度の高い作品。
翌週5/15公開は「ドーン・オブ・ザ・デッド」。直訳すると「死人の夜明け」というなんとも恐ろしいタイトル。実は「ゾンビ」のリメイクらしいのだが、アメリカの友人いわく、ホラー映画としては、近年稀に見る怖さらしい。
5/22、巷では今年の夏映画No2争いをすると言われている「トロイ」が公開される。あまりにも有名な作品タイトルと同名の戦争をテーマにしていること、ブラッド・ピットとオーランド・ブルームという二大美青年(?)俳優が競演していること、そしてCMで頻繁に流れている大群同士の戦闘シーン、「ロード・オブ・ザ・リング」と「グラディエーター」とを組み合わせたような作品だと思われる。
5月下旬公開予定の「21グラム」も個人的には期待している作品。人間が死んだとき、誰もが失う重さ=21グラム、それは魂の重さという、劇場予告編に一瞬で面白そう!そして渋い設定だなと思ってしまった。主演俳優陣もまた渋い。本年度アカデミー賞主演男優賞獲得のショーン・ペン、そして「リング」のナオミ・ワッツ、「トラフィック」でオスカーを獲得、本作でも同じく助演男優賞にノミネートされたベニチオ・デル・トロ。本日紹介した作品の中では二番目に期待度の高い作品です。
そして6月に入ると今年の夏映画の大本命「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」が6/26に公開される。シリーズ第3弾のこの作品、もう説明不要ですよね?
7/10、もう一つの夏映画No2争いの候補「スパイダーマン2」が公開され、今のところ上映予定の決定している夏映画が一通り出揃うことになります。
本日紹介した映画は、自分の期待度の高いものと、世間一般的に認知度の高い作品、期待度の高い作品をあわせたものです。「ハリポタ」の夏映画No1はまず間違いないでしょう。夏だけでなく、年間No1の座を狙える作品ですから、No1になるかならないかではなく、どれだけの興行成績でNo1になるかに注目したいところです。
No2には「トロイ」か「スパイダーマン」が来ると考えています、とはいえ、例年8月に公開される映画もヒットする作品が多く、もしかするとNo2争いに加わる映画がもう1作増えるかもしれませんね。昨年の「パイレーツ・オブ・カリビアン」のように・・・。
というわけで、GWから夏までに公開される映画を紹介させていただきましたが、皆さんも鑑賞して良かった映画、まだ鑑賞してないけど、期待している作品があれば、教えてください。
See Ya!!
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