2001年9月17日(月) 「アメリカ同時テロ事件の今後」
第3弾は今後の展開についてです。
考えられるシチュエーションとしては、
@アフガニスタンがビンラディン氏を引渡す
A引渡しはせずに、話し合いによる解決
B引渡しはせずに、アメリカの単独攻撃
C米支援を表明している国々による連合軍形成
Dイスラム諸国vs連合軍による第3次世界大戦
くらいでしょうか?
@はまず、ありえないでしょうね。アフガニスタンのタリバン政権はアメリカの要請を
拒否してますから。
Aについては、これが最も良い解決方法なんでしょうが、今までの歴史を振り返ってみると
無理でしょうね。
自分の好きなユーゴのサッカー選手ピクシ−も戦争の被害者で、政治とスポーツは無関係だと
訴え続けていましたが、結局はNATOによるユーゴ空爆が始まってしまいました。
Bもおそらくありえないでしょう。今アメリカが各国に支援を求めている状況から判断して、
まずは周囲を固めてから、じっくりと・・・という感じではないでしょうか?
Cイギリスやパキスタンはもうアメリカ支援を表明しているし、中国やロシアもイスラム教徒に
手を焼いているようなので、おそらくは支援するのではないでしょうか?この2カ国は核所有国で
あるということを考えると、
Dの第3次世界大戦もありえない話ではなくなってくると思います。
そうなってくると、日本はどうなるのでしょうか?憲法で戦争放棄を謳っているだけに、戦争には
参加できないが、参加しなければ、他の国から批難を浴びることになるのは間違いないでしょうから、
そのあたりの判断をどのように下すのか、小泉さんの今後に注目していきたいと思います。
その他にもアメリカ国内では中東関係の人に対する虐待や殺人が起きているようですし、その他の国で
も殺人まではいかなくても、白い目で見られることは必至でしょう。無関係な飛行機の乗客やビルで
働く民間人がテロに巻き込まれたことを考えれば、無関係な中東人が巻き込まれるのは自然の
成り行きなのかも知れませんが、どうなのでしょうか?
だからといって、自分に何ができるのか?と問われると答えに悩むわけですが、まずは義援金を
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それでは、本日は予定を変更して3つもコラムを書いてしましたが、
今回の事件でなくなった方々のご冥福を祈りたいと思います。
そして一日も早い都市の復興を願いたいと思います。
God Bless U.S.A.!!
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