2001年10月3日(水)  「ただいま!!」


おひさしぶりです。そしてただいまです!!
昨日無事帰国しました。結論から言いますと、いろんな人の反対を押し切ってまで行った、 今回の旅は正解だったと思います。
今までの旅では経験できなかったことも経験できたし、今しか経験できないであろうことも 経験できました。

今までの旅では経験できなかったこととしては、 向こうでは、レンタカーを借りて、国立公園と田舎町巡りをしたんですが、途中泊まったYHで ヒッチ・ハイカーをあいのりさせて、そのお礼にお昼をおごってもらっいました。その時に入った レストランではバッファローを育てていて、そのバッファローの肉を使った料理を食べました。 バッファローの肉なので、狂牛病の心配もなく、これがかなり美味しかったです。みなさんも 機会があればぜひ一度トライしてみてください。「バッファロー肉」!!
またモニュメント・バレーのキャンプ場で、海外初のキャンプを体験!そこで出会ったアメリカ人の 家族とテロ事件についても熱く語り合いました(テロ事件については、本当にいろんな人と話を することができました。デンバーを除けば、田舎町ばかりをまわっていたためか、日本人が珍しい らしく、向こうから話し掛けてきてくれ、留学でもしてるの?と、よく聞かれました。そのたびに 「一人旅をしてます」と答えて、会話を始め、時間の許す限り、いろいろと話をしました。ある時は スーパーの駐車場で現地のおばさんと、ある時はモーテルの主人と、またある時はYHに泊まっていた イスラム教徒と・・・)。その内容ついてはまた、ほかのコラムで書きます。これが今しかできない であろう経験です。
そしてキャンプ場ではテントで夜空を見ながら寝たので、天の川と、漫画で描かれるような尾を 引いた流れ星を見ることもできました。日本でも大学のサークルの合宿で行った軽井沢で見た星空は 綺麗でしたが、今回のモニュメント・バレーは今まで見た中でも最高に綺麗な星空でした。
最終日はデンバーにいたのですが、たまたまお祭りが開かれていて、一緒になって盛り上がって きました。テロの鬱憤をはらすかのように、いくつものブラスバンドやロックバンド、ゴスペルなどの コンサートが開かれてました。また、無料の食事や飲み物なども配られており、それぞれの場所に テロに対する寄付を呼びかける募金箱が置いてありました。
これに対してもなんか複雑なものを感じました。楽しいはずのお祭りなのに、テロの 影響を受けて、どこかしら暗い雰囲気も漂っていたのも確かです。だからといって楽しんでいない わけでもなく、どの人も楽しんでいたように見えました。そこでもいろんな人と話す機会があったの ですが、さすがにお祭りの最中はまずいだろうと思い、テロの話はしませんでした。

空港でのセキュリティ・チェックは当然のように厳しいもので、行きは3回も手荷物検査を させられて、中身を全部出し、金属探知機は鳴ってもいないのに、チェックされるわで、大変でした。 しかし、名古屋からバンクーバー、バンクーバーからデンバー行きの両便共に、がらがらで、 特にバンクーバー→デンバーは20人しか乗ってなくて、テロの影響の大きさを痛感しました。
帰りの便も、アメリカから出国するときは、セキュリティの規制が緩和されたせいか、チェック・ イン・カウンターに今まで乗ることのできなかったと思われる人たちが大勢いて、長蛇の列!! アメリカの大手4社のデスクはどこもかなりの行列ができていて、1時間前に空港に着いていたの ではとてもじゃないけど、間に合いそうもなかったです。そして、バンクーバーでは、 トランスファー(乗り換え)だけなのに、入国審査を受けて、機内預け荷物も一度引き取り、 再度預けなければならないという面倒な体制が取られていて、危うく飛行機に乗り遅れそうになり ました。しかし、行きの便と比べると、帰りの便はわりと混雑していましたね。

どれもすごく貴重な体験でいろいろと思うところもあるけれど、今回のコラムはここまでにして おきます。とりあえず無事帰国したことをお知らせしたいと思います。

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