2001年10月10日(水) 「20年の年月を超えて・・・」
今週末、上の姉が赤ん坊を連れて戻ってきた。毎月1、2回戻ってきて、のんびりとしていくのです
が、今回今まではなんとも思ってなかったけれど、あることに気付きました。
赤ん坊は2人いて、上が2歳(3月で3歳?)の男の子で、下が1歳の女の子。下の子はようやく
”はいはい”から、二足歩行に変わろうとしている時期ですが、上の子はもう余裕で家の中を走り
回っている。
自分の部屋は2階にあるのだけど、階段を昇って、ドアを開け、自分の部屋に入ってくる。そして
いつものように自分の部屋の中を見渡して、例のものを見つける。
彼のお気に入りはモデルガンとエレベーター貯金箱。これだけで、いつも20分近くは遊んでいる。
今回もいつものように遊んでいたが、アメリカ旅行の写真整理をしていたため、部屋の中が散らかって
いたので、1階に連れ帰った。もちろん、ダダをこねたましたが、そこはなかば強引に・・・、いや
頭を使って、賢く、物でつって・・・。
1階もいつものようにそこらじゅうに物が散乱していたけれど、その中にミニカーがありました。
自分が小さい頃に遊んでいたものをとっておいたもので、10台近くのミニカーがあります。
これも彼にとっては、いつもどおりの定番の遊び道具なんですが、よく見ると、サランラップが2つ
あって、それを踏み切り代わりにして、遊んでいる。
考えてみれば、20年前、自分も同じように、このミニカーを使って遊んでいました。それを使って、
姉の子供が遊んでいる。20年前に自分が遊んでいたもので、姉の子供が遊んでいる。これってすごい
ことだと思いませんか?たとえば、自分の好きなミュージシャンを、将来、自分の子供も好きになる
とでも言うような感覚だろうか。
それともう1つ、自分達が小学生の頃に遊んでいたことやものが、今ではあまり残っていない
(「ぽこぺん」とか「かくれんぼ」とか、「ドロケイ」とか)世の中で、(もちろん、残っているもの
もある、「ビックリマン」しかり、「ミニ四駆」しかり・・・)今も昔も変わらずに、子供が遊べる
物がある、そしてそれが自分の甥であるいうことに、なぜか和んだ気分になりました。
なにはともあれ、20年の年月を超えてなお、変わらないものがある。それがすごく嬉しかった。
そんな週末でした。
それでは、また。
See Ya!!
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