2001年11月24日(土)  「音楽の良さ」


今日は中国の胡弓演奏会に行ってきました。初めて見る楽器の初めて聴く音はバイオリンに 似た音色でしたが、バイオリンにはないビブラートの効いた伸びやかな音色が特徴的でした。 この演奏会の中で自分の唯一知っている中国の歌が演奏されました。「何日君再来」という曲です。 中国では誰もが知っている曲だそうで、自分がこの曲の存在を知ったのも、またチャゲアスがきっかけ でした。彼らがアジア・ツアーをするようになって、中国に行くことになり、その時のためにと 準備した曲がこの曲でした。まさか、自分の知っている曲が演奏されるとは思っていなかった上に、 それがチャゲアスの歌った曲であったことに、音楽を好きで良かった、そしてチャゲアスのファンで 良かったと思いました。
昨日、チャゲアスのコンサートで心に活力を与えてもらったとするなら、今日の胡弓演奏会では 心に安らぎを与えてもらいました。

みなさんにも好きなミュージシャンや好きな音楽というのがあって、それに聴き入る時間というのが あると思いますが、そういう時間というのは他事を忘れて熱中する事ができ、日常からの一時的逃亡、 一時的逃避ができます。これは海外旅行にも同じことが言えます。そういう時間というのは物事を 多感的に捕らえる事ができ、いろいろな面で役に立つのではないでしょうか?
悲しい気持ちの時には慰めてくれたり、つらい時には励ましてくれたり、何かをしようとする時に 心を後押ししてくれたり、イベントなどで気分を高揚させたり、といった具合に音楽というのは いろんな場面で、いろんな方法で人間に絡んでいます。みなさんにもそういった曲があるのでは ないでしょうか?思い出の曲とか、悲しい気持ちの時には必ず聴く曲とか・・・。
私はそういう曲はもちろんありますが、最近は自分でギターを弾く事が多くなってきました。特に 理由はないんですが、なんとなくギターを弾きたくなるんです。ギターを弾くことで音楽を楽しんで いるんだと思います。(多分・・・)もちろん、今日も帰宅してすぐに弾きました。

「音楽がなければ生きていけないか?」と訪ねられたら、「そんなことはない」と答えるでしょうが、 もし音楽がなければ、音楽というものは自然発生的に生まれてくるものだとも思います。民謡などが そのいい例です。多くの民謡は仕事の合間の気分転換といった感じで生まれたものだからです。 こう考えると結局、自分にとっては音楽というのはなくてはならない存在のように思います。多少の 矛盾はあるかもしれませんが、そこは”固いこと言うなよ!”ってことで・・・。
というわけで、音楽というものは自分にとっては心の働きを大きく作用する存在です。もちろん、 それが全てというわけではなく、他のことも絡んでくるとは思いますが・・・。 まぁ、そういった理由とか理屈は抜きにして音楽って、いいものだなぁと実感した2日間でした。
そして自分がギターを弾けることの喜びを肌で感じた2日間でした。

それでは、また。
See Ya!!

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