2003年8月17日(日)
「青春の影〜10年後のサッカー部〜」
先週はお盆休みということもあり、同窓会が2つありました。1つは去年に引き続き、高校2年のクラスの
同窓会。そしてもう一つは中学校時代のサッカー部の同窓会です。
こちらは卒業以来10年ぶりの再会でした。1次会は部員12人中6人、2次会は10人が参加し、当時の練習や
顧問の話、学校のマドンナは誰だ?といった話で盛り上がりました。結局朝まで飲み続けることに
なりましたが、本当に楽しい時間を過ごすことができました。
今年で25歳になるのですが、集まったサッカー部のメンバーは誰一人として結婚していませんでした。
職業もみんなバラバラでサッカーに関する仕事に就いている人も誰もいませんでした。
仕事として再会していれば、そうではなかったのでしょうが、部活仲間として再会したおかげで、
あの当時と同じキャラのままで、(部活の中であった上下関係は大人になってもそのままという意味)
そのまま昔に戻った感覚に陥りました。
昔話をしている最中は懐かしさ一杯で、根本的な性格とか人間性といったものは変わっていないなと
感じましたが、現在の仕事の話になるとやはり10年前とは違って、それぞれに成長しているんだなぁと
感じる点が多かったです。一人一人社会における立場というものができ、少なからずそれに対する
責任感を持っているように見えました。特に仕事に関する話で楽しそうな顔を見せる時には、一緒に
ボールを追いかけていた頃にはなかった大人の一面が垣間見えた気がしました。
今回のサッカー部の同窓会はクラス単位で行う同窓会とは違い、より深い一体感のようなものが
ありました。これは恐らく同じ苦しみや喜び(きつい練習だとか試合の勝敗だとか)といったものを
共有してきたからではないのだろうかと思いました。よく言われることですが、人間楽しかった
ことより、苦しかったことを覚えているものだ、というのを再認識しました。
そして5年後に同窓会をしたら今度は部活の話だけでなく、子供の話で盛り上がっている自分達の姿が
頭に浮かんだ帰り道でした。
See Ya!!
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