2003年10月25日(土)
「決心〜夢の続き〜」



今日は夢について語りたいと思います。
夢といっても寝ている間に見る夢ではなく、現実の世界で見る、将来に対する憧れといった意味での 夢です。

皆さんは小さい頃にどんな夢を描いていましたか?私の場合は、覚えている限り小学校に入る前から プロサッカー選手だったと思います。当時サッカーをしていた多くの少年たちがそうだったように、 私も漫画「キャプテン翼」に魅せられてサッカーをはじめました。その頃はJリーグなど影も形もなく、 日本にプロサッカーリーグができるなど、それこそまさに"夢"のような話でした。ワールド・カップ 出場など"夢のまた夢"といった感じでした。それでも海外でプロサッカー選手になって、日本を ワールド・カップに出場させるんだ!なんて思っていました。
それから20年近く経ち、自分の夢は叶わなかったものの、"夢"も"夢のまた夢"も現実のものとなり、 その叶った"夢たち"を嬉しく思いながらも、その"夢"の中に自分がいないことを悔しく思うことも ありました。

今周りを見渡してみると多くの仲間が"夢"を見失い、あるいは"夢"を捨て、現実世界に生きる 「社会人」という立場に落ち着いています。そして自分もその一人になっています。四半世紀生きて きた結果がこれなのか?小さい頃に見ていた「夢の続き」がこうなのか?ふとそう思うと、 どうしようもない憂鬱に包まれます。それと同時にそれが普通だし、それが大人だという考え方が あるのも事実です。実際世の中の多くの人はそうやって生活しているのですから・・・。
しかし20年という長い歳月の中で、自分の"夢"も変わり、今は新しい"夢"を追いかけようかと思って います。
社会人になった今、"夢"を追いかけるのはどうなんだ?もう子供じゃないんだぞ!という世間一般的な 立場から客観的に考える自分もいる。その一方で「その他大勢」の一人になるのが嫌で、かつ自分が 考えたことは常に実行し、妥協を許さなかった自分もいる(あくまで自分の好きなことに関しての 話だが・・・)。
今までの自分は後者だったし、いろんな人に相談したり、ちょっとブルーな気分に浸ってみたりと あれこれ考えた結果、やっぱりまだ"夢の続き"を追いかけていたい、まだ「その他大勢」には なりたくないなという結論に達しました。

改めて自分の進む道、自分の生き方、そして"夢の続き"を決心した、そんな25th Anniversaryでした。

See Ya!!

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