2003年11月18日(火)
「卒業10周年記念パーティー奮闘記 〜愚痴〜」



前回の続きです。今回は愚痴をこぼさせてもらいます。

自分が学級委員をしていたクラスは昨年同窓会をした際に、メールアドレスを聞いていたため、さほど苦労することなく、連絡を取ることができましたが、中にはメールアドレスが変わっていたり、携帯番号そのものが変わっていたりして、自宅からかけなおさなければいけない人もいました。このご時世ですから、勧誘か何かでないかとまずほとんどの親に疑われます(最初はつらかったが、今はもう慣れた)が、「3年生の時の学級委員をしていた○○です。」と言うと本人につないでくれます。(受話器の向こうでは3年の時の学級委員の○○知ってるか?と確認を取っている声が聞こえます)

しかし幹事の見つからなかったクラスは最悪です。 レベル分けして紹介しましょう。
レベル11年か2年のクラス、もしくは小学校が一緒だった人の親
まだスムーズ(後述の親に比べて・・・)に本人に代わってくれる。もしくはこちらの携帯番号を聞いて、かけなおすように伝えてくれる。
レベル2面識はないが、良心のある親
クラスではなく、学年全体で行う同窓会の趣旨を説明し、「このクラスは幹事が見つからなかったので、全体の幹事である私が出欠確認をしています。」と伝えると、本人に取り次いでくれるか折り返すように伝えてくれる。(中には「ご苦労様です」と声をかけてくれる親もいて、その時は妙に嬉しい・・・)
レベル3面識はなく、疑り深い親1
レベル2と同様の説明をするが、それだけでは納得せずに、3年生の時のクラスの担任の名前や、部活とその顧問の名前など(無論私ではなく、私が話したい相手の・・・)を聞かれ、答えると本人につないでくれる。
レベル4面識はなく、疑り深い親2
1回目の電話では取り次いでくれないが、2度、3度とかけていると向こうもあきらめたのか、取り次いでくれる。
(粘り勝ち)
レベル5絶対に取り次いでくれない親
何度かけても、「同窓会幹事の・・・」と言いかけたところで、勧誘だと思って切ってしまう親。
(そんなにもしつこい勧誘あるわけないだろう!)
メールアドレスは諦めて、本人に取り次がなくてもいいから、「再度こちらからかけるので、それまでに出欠の確認だけでいいので、聞いてもらえますか?」と依頼しても、それすら断わる親。
レベル3までは幹事で言いだしっぺということもあって、苦労を厭わなかったが、レベル4と5については正直、むかつくので、こっちも意地になって、何度もかけている。自分の中では、もはやゲーム感覚になりつつある。レベル4は何とか全てクリアしたのだが、レベル5はかなり手強くて、いまだに苦戦を強いられている。

出欠確認の作業を通して、レベル4や5の親というのは今の時代を象徴しているかのように感じた。聞いた話だが、今は卒業アルバムに電話番号や住所は載せていない小学校、中学校が多いらしい。いくら時代が時代だからとは言え、卒業アルバムに電話番号や住所が載ってなければ、同窓会ができないじゃないか?と思わずにはいられないのだが、レベル4や5の親というのはこのことをどう思っているのだろうか?自分は絶対に反対だが、この処置に賛成するのだろうか?
自分としては、仮に勧誘の電話がかかってきたとしても直接的に何かの害が及ぶわけではないのだし、(意思の弱い人、だまされやすい人がいるのも事実だが、あくまで断わるかどうかは各自の判断であり、電話が決定するわけではない)ましてやこちらとしてはみんなで懐かしく楽しくやろうというつもりで電話をかけている、そして勧誘の人が担任の名前や所属していた部活を知っているはずがないのだから、そんなに嫌がったり、煙たがらないでほしいものです。

嫌がられても、煙たがられても、こっちもムキになってるので、最後のボス(レベル5)を倒して、クリア(全員の出欠確認を取る)できるまで、努力(しつこい嫌がらせか?)し続けたいと思います。
そして年末にみんなで楽しい時間を過ごせたら、最高です!!

See Ya!!

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