2003年12月31日(水)
「卒業10周年記念パーティー奮闘記 〜感謝〜」
昨日半年以上の月日を費やしてきた全学年同窓会を行いました。
当日大きなトラブルが二つほどありましたが、全体としてはうまくいったと思います。
結果としては80%の完成度といったところでしょうか?
トラブル其の一は電気。体育館のブレーカーが飛んでしまい(一つの電源にたくさんのコードをつなぎすぎた)、一時はどうなるかと思いましたが、何とか開始時間までには復旧したものの、ポットの中身は多少ぬるかったかもしれません。
トラブル其の二は会計。最終的な予算を組んだ段階(2日前)の129名の参加予定が当日は104名と、ほぼ20%のドタキャンが出てしまったため、ドタキャンが15%=110名分の予算で組んでいた私の計算が狂ってしまいました。
また参加者から割り出した金額と実際に手元に集まった金額に大きく差があり、大赤字になりそうでしたが、高額な景品を回収し、もしものために用意していた低額な景品と交換し、大赤字は避けられました。
半年間この企画を進めてきた中で、私が感じたのは人間関係の希薄さとそれとは真逆にあると思われる性善説。人間関係の希薄さを感じたのは出欠確認をしている最中。電話でのやりとりを通して、勧誘と間違えて疑る親(通称:親ガード)、当時仲の良かった同士の人たちが今では連絡を取っていないという事実(自分もその一人だったりするが・・・)、こちらの連絡に対して何のリアクションもしない人々、etc...。
やっぱり今の時代は冷めてるんだなぁと思っていたのですが、本番当日それとは逆の感情が芽生えました。
上にも書きましたが、会場準備を手伝ってくれた人の中には中学時代まったく面識のない人もいましたし、後片付けをしてくれた人の多さ(即効で帰る人が大半だろうと思っていましたが、半分近い人が残ってくれたように思います)にも驚きました。そして「この企画をやってくれてありがとう!」の感謝の言葉。誰からもらっても気持ちの良い言葉ですが、これもまた中学時代関わりのなかった人(正直顔は見たことあっても名前がわからない人が何人かいました)からこの類の言葉を掛けてもらったときは心から嬉しく思いました。学生時代に面識がない人が声を掛けてくれるということは本当にこの企画を楽しんでくれたということの証だと思いますし、それでこそこのパーティーを企画してよかったと思えますから・・・。
会が終わってからは中学時代から唯一続いている友人の家に行ったのですが、そこで猛烈な眠気に襲われました。前日遅くまで準備をしていたせいもあるんですが、それ以上に今までの精神的な疲労が会が終わった安心感と共に表に出てきたのだと思います。
今年最後の日だと言うのに、今日は起きたら13時でしたから・・・。
そしてこの企画の総仕上げは同窓会用ホームページの最後の更新です。
昨日撮った写真を載せ、会計報告を済ませ、最終的な出欠の状況を知らせるというのが大きな目的ですが、実際に更新している過程で頭の中に浮かんできたのはドタキャンをした人に対する文句ではなく、親ガードしていた親に対する不満でもなく、昨日参加してくれた人への感謝の気持ちでした。
上に書いたトラブルにはヒヤッとさせられましたが、それ以外の場面ではみんなが協力してくれたおかげで、本当にスムーズに進展し、無事に終わることができました。11時に集合し、会場の準備を手伝ってくれたメンバー(軽食のセッティングは想像以上に素敵な仕上がりでちょっと感動してしまいました)、風が当たって寒い中、我慢しながら受付をしてくれたメンバー、各企画ごとに司会を務め、会場を盛り上げてくれたメンバー、師走という忙しい時期に時間調整をして参加してくれた恩師や旧友たち、そして終了後に残って後片付けを手伝ってくれた参加者のみんな(中でも指示していないのにモップを掛けてくれていたのには、これまた感動しました)、その他にもいろいろな面で協力してくれた人がいたおかげで、昨日のパーティーが開催できたと思っています。この場を借りて感謝の言葉を言わせてもらいたいと思います。
ご協力ありがとうございました。
また40年後に卒業50周年記念パーティーで再会できれば・・・と思います。
それでは皆様、暮れましてさようなら!
良いお年を・・・。
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